埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は10月8日、日刊工業新聞社さいたま総局(さいたま市浦和区)で、2014年度第2回分科会を開きました。デサンの藤池誠治会長が「デサンの歩み」をテーマに講演しました。クラブ会員ら約30人が参加しました。
藤池会長は特装車の塗装から事業を始め、蓮田工場ができてから「(仕事が)全国区になった」と同社の歴史を紹介。新たに稼働した栗橋工場や白の印刷ができる最新型UVインクジェットプリンターの導入、他社にはできない独自のラッピングの例など最近のトピックスも写真を使って説明しました。また「『百聞は一見にしかず』という言葉があるが、その後に『百見は一行(いっこう)にしかず』と付け加えたい。100回考えても1回行動しなければ意味がない」と仕事観を披露しました。
その後、藤池一誠社長が昨年度からサービスを始めているAR(拡張現実)について、タブレット端末を使って実演しました。終了後の懇親会では参加各社が藤池会長や藤池社長を囲んで質問するなど交流を深めました。
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