
「知事賞」を受けた中川製作所の一色社長 |
埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は4月20日、浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区)で「埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」(埼玉県、埼玉りそな銀行、日刊工業新聞社後援)の第13回表彰式を開いた。クラブ会員ら約140人が参加する中、埼玉県知事賞に輝いた中川製作所(蕨市)の一色譲社長や埼玉産業人クラブ会長賞を受賞した大槇精機(朝霞市)の大町亮介社長らに盾と記念品を贈呈した。上田清司県知事は「いずれも地域を代表する、卓越した経営者ばかり。(県内産業界で)素晴らしい知恵と能力が結実するよう、しっかりと支えていきたい」と祝辞を述べた。受賞者5人は記念プレゼンテーションで、事業の夢や受賞への喜びを語った。
「埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」は、県内の各経済団体の協力も得て2004年度に創設した。圧倒的多数を占める中小、ベンチャー企業の経営者を鼓舞し、県内の経済・産業発展を図るのが目的。今回は17件の応募があり、知事賞、産業人クラブ会長賞各1件、特別賞3件の計5件を選んだ。
特別賞には、愛工舎製作所(戸田市)の牛窪啓詞会長(代理出席・福田武取締役製造部長)、三芳合金工業(三芳町)の萩野茂雄相談役(代理出席・萩野源次郎社長)、吉野電化工業(越谷市)の吉野寛治社長が輝いた。
プレゼンターは埼玉県の上田清司知事、埼玉産業人クラブの増田文治会長、埼玉りそな銀行の池田一義社長、日刊工業新聞社の井水治博社長−の4人。
応募・推薦企業のプロフィルは次の通り。【経営者】創業者3名▽2代目ほか14名【設立・創業年】1930年代4社▽60年代3社▽40年代、70年代、80年代、90年代それぞれ2社▽50年代、2000年代とも1社【年齢別】60歳代8名▽70歳代3名▽40歳代、50歳代とも2名▽30歳代、80歳代とも1名
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