埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は4月19日、浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区)で「第14回埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰式」(埼玉県、埼玉りそな銀行、日刊工業新聞社後援)を開いた。会員や関係者ら約170人が参加する中、「埼玉県知事賞」に輝いたベンチャーウイスキー(埼玉県秩父市)の肥土(あくと)伊知郎社長ら5人に楯(たて)と記念品を贈呈した。
上田清司知事は「受賞者の皆さんが、埼玉にグローバル企業が少なくないことを証明した。起業家精神を発揮できるようチャレンジしやすい環境づくりを進める」と祝辞を述べた。
同表彰は、埼玉県の「日本一の中小企業・ベンチャー企業立県宣言」に呼応し、県内の産業活性化を後押しする制度として2004年に創設。今回21件の応募があり、「埼玉産業人クラブ会長賞」にUCHIDA(同三芳町)の内田敏一社長、「特別賞」には金子製作所(さいたま市岩槻区)の金子晴房社長、アキム(埼玉県坂戸市)の栗原博社長、北陸軽金属工業(同寄居町)の佐々木毅社長がそれぞれ選ばれた。
プレゼンターは上田知事のほか、増田会長、埼玉りそな銀行の池田一義社長、日刊工業新聞社の井水治博社長が務めた。表彰式ではさいたま市の清水勇人市長、関東経済産業局の後藤収局長、関東財務局の浅野僚也局長が来賓あいさつを行った。
埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰で受賞者5人と上田清司県知事ら |