埼玉産業人クラブ(さいたま市浦和区、増田文治会長=マスダック社長、048・872・2281)は、埼玉県内にある中小・ベンチャー企業の経営者を表彰する「第16回埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」(埼玉県、埼玉りそな銀行、日刊工業新聞社など後援)の受賞者を決めた。県内の金融機関や産業団体から推薦のあった経営者20名のうち、事業・財務内容に優れ、地域社会への貢献度が高い5名が選ばれた。
埼玉県知事賞はコマーム(埼玉県川口市)の小松君恵会長が受賞した。保育・子育てサービスを通じて地域社会に貢献したほか、結果よりプロセスを重要視する経営手法や、正社員とパート、登録スタッフを含め約500人の多様な働き方への取り組みなどが評価された。
埼玉産業人クラブ会長賞は池上金型工業(埼玉県加須市)の池上正信社長が受賞。金型の設計から製造、部品製造まで一貫して手がけ、米国、メキシコ、中国、タイに生産拠点を構えるグローバル展開などが評価された。
特別賞には埼玉種畜牧場(日高市)の笹武テ雄社長、システムインテグレータ(さいたま市中央区)の梅田弘之社長、八洲電業社(さいたま市北区)の吉村光司社長の3名がそれぞれ受賞した。
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