埼玉産業人クラブは3月17日に経営研究部会を開きました。今回の部会では「成長企業の現場を訪ねて、いざ秩父へ」をテーマに、ゴルフクラブのカーボンシャフト大手メーカーのグラファイトデザインとアルミダイカストメーカーのリテラを訪問しました。また翌18日は、秩父の壮大な自然の中でゴルフ大会を開き、親睦を深めました(ゴルフ大会の案内はこちら→)
グラファイトデザインでは、カーボンシャフトの工場を見学した後、同社が開発のため設けた340ヤードのテストセンターに移動、実際に参加者も試し打ちをさせていただきました。参加者からは「シャフトで、こんなにも違うのか」と改めて驚きの声があがりました。
引き続いて、秩父みどりが丘工業団地内のリテラ秩父工場を訪問、スクイズ工法で世界一の生産量を誇るアルミダイカストの生産現場を視察しました。リテラでは、押之見國雄社長が「これまで鋳造業は、3K職場と言われてきたが、これからは3K職場を脱却し、次代の鋳造法の研究開発や人材育成に注力したい」などと語りました。参加者の中には同じくダイカスト部品を開発・製造する企業もあり、「技術的な苦労も同感でき、大変勉強になった」といった感想も出されました。
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