埼玉産業人クラブ（住田正利会長＝住田光学ガラス社長）は5月29日、歴代の産業人クラブ役員OBらによる「産友会」を老舗料亭「新道・山家」（さいたま市大宮区）で開きました。会では冒頭に同会のまとめ役である石田昭川口鍛工所会長が、同会会長の黒田孝四郎東洋シャフト会長の訃報を報告。黙祷の後、合流参加したNITEC埼玉産学交流会の長谷川勉会長が乾杯の音頭をとり、お座敷を楽しみ懇親を深めました。

　懇親会では、太鼓持ち（幇間・男芸者）が艶話や艶芸などを披露。げいこの舞いも楽しみながら、同日に見学した鉄道博物館の話題でも大いに盛り上がりました。会の後半には、産友会の会員が、現役世代に負けないぐらいの張りのある声で一人ずつ近況なども含めてあいさつ。このうち、前埼玉産業人クラブ会長の川本宜彦サイサン会長は「黒田会長のおかげで、私たちOBが交流する場ができた」と産友会の発足時を振り返りました。