埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会（小原敏治会長＝小原歯車工業社長）は12月11日、大倉浩弁護士を迎え、ミニ講演と交流を深める『望』年会を開きました。大倉弁護士は「企業経営に伴う法的諸問題」をテーマに県内各地で講演をされるなど、企業活動に造詣が深く、弁護士として唯一の埼玉産業人クラブ会員。新会社法や、中小企業新事業活動促進法などについて事例などを交えながら、わかりやすく説明されました。

　経営者にとって非常に関心の深いテーマが取り上げられ、「この際、日ごろの疑問いろいろ聞いてみたい」と題した講演とあって、講演後の懇親会では参加者から法律に関する疑問や意見など積極的に出されました。兄弟間の相続の問題や、弁護士とのつきあい方など、仕事だけでなくプライベートの悩みを相談する参加者もあり、大倉弁護士はそれらに対して専門家の立場から、判例などを交え、的確にアドバイス。新年に向けて、和やかななかにも有意義な『望』年会となりました。