埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会(小原敏治会長=小原歯車工業社長)は3月28日、06年度最後の研究会を日刊工業新聞社さいたま総局の会議室で開きました。「いかにビジネスを発展させたか〜オヤジに学ぶ」シリーズ第10弾として、昨年12月にミライアルの傘下に入ることが決まった山城精機製作所社長の堀信夫氏が「事業継承・企業発展の新しいカタチ」をテーマに講演(写真)しました。
堀社長は、事業を他企業に引き継ぐという選択の背景を「企業組織の活動において権限委譲論は多いが私は責任委譲論を考えた」と語り、中小企業の事業継承の問題点としては「相続税の税制や、個人保証などの金融慣行」に言及。行政に対して「モノづくりを支える中小企業の経営基盤を整備しないと、多くの中小が衰退する」と警鐘を鳴らしました。
参加者には、実際に事業継承した2代目、3代目社長も多く、堀社長の話に熱心に聞き入り、事業承継で堀社長の本音を引き出すような質問も活発に出されました。
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