埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会(小原敏治会長=小原歯車工業社長)は、11月11日に日幸電機工業(埼玉県上尾市)で例会を開きました。「じっくり訪問シリーズ」第9弾「いかにビジネスを発展させたか〜オヤジから学ぶ」シリーズ第17弾として、西田米蔵社長が講演し、社員とのかかわり方や働きやすい会社づくりなどを若手経営者に丁寧に説明しました。
同社は業務用、産業用加湿器メーカーの草分けで、同分野でトップシェアを誇る。西田社長は「社員は人生の半分を職場で過ごす。快適な職場づくりが大切」と話し、工場に設置した屋上緑化や社員食堂、座敷などの施設を紹介した。かつて人手不足で苦しんだ時期を振り返りながら「品質の高い製品を提供し続けるためにも、できるだけ長く勤めてもらいたい」と人材を大切にすることの重要性を語った。
今回は「じっくり訪問シリーズ第9弾」も兼ねており、加湿器の生産現場を見学。工場内は隅々まで清掃が行き届いており「掃除は心を磨くのと同じ行為」(西田社長)との言葉に若手経営者は感銘を受けていました。
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