埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会（小原敏治会長＝小原歯車工業社長）は5月18日、高橋スプリング（埼玉県越谷市）で「じっくり訪問シリーズ第13弾」を開き、会員ら17人が参加しました。

　高橋スプリングは、精密板バネ・コイルなどのプレス・切削・線加工が主力事業。一行はまず、工場内でコイリングマシンなど各種設備を見学（写真）したのちに、高橋良彰社長が会社概要を説明。その中で「事業計画を一人で立てても、意外と社員に浸透しない。だからこそ、皆で考えるようにしている」と自らの考えを述べたました。

　今回は初めての参加者が多かった。このため冒頭では、全員が自社の事業内容やトピックスなどを改めて紹介しました。「節電と増産の両立が課題。良い知恵があったら教えて欲しい」との声も上がりました。

　終了後は、越谷市内で懇親会を開きました。小原会長が「震災の影響で大変だと思いますが、皆さんの元気な顔を見られてうれしい」とあいさつし、満座の拍手を浴び、会は若手らしい情報交換を交わしました。