埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会(小原敏治会長=小原歯車工業社長)は3月1日、3月例会としてハーベス(さいたま市浦和区)を訪れ「いかにビジネスを発展させたか〜アニキから学ぶシリーズ第21弾」を開き会員ら18人が参加しました。同社社長の前田知憲氏を講師に迎え、先輩の経営ノウハウを学びました。
前田社長は特殊潤滑剤、フッ素関連製品、工業製品のOEM(相手先ブランド)包装充填(じゅうてん)、国産天然炭酸水の4大事業について説明(写真)。「現在、フッ素関連製品はスマートフォンの指紋付着低減剤として使われている。需要の変化に柔軟に対応することが大切だ」と話しました。
質疑応答では、「製品が普及したきっかけは」「炭酸水参入の経緯は」「中国進出の狙いは」など質問が殺到。前田社長は一つひとつ丁寧に応じ、中国について「将来的には日系のみならず現地ローカル企業も積極的に開拓したい」と意気込みを述べました。
終了後は懇親会を開催。前田社長と参加者で、新年度の抱負などについて語り合いました。
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