埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会（小原敏治会長・小原歯車工業社長）は15日、じっくり訪問シリーズ第16弾として、小原歯車工業（埼玉県川口市）の子会社、KHK野田（千葉県野田市）を訪問しました。若手経営者など18人が参加しました。

　KHK野田は小原歯車工業が取り扱う145品目9300種類の標準歯車を製造する主力工場で、小原社長の説明を受けながら材料の切断、旋盤加工、歯切り加工など歯車の製造工程や品質管理体制を見学。受注状況に合わせて生産設備を変化させる独自の生産方式や隅々まで整理・整頓が行き届き効率化された工場内の様子に参加者は驚きの声を上げていました。小原社長は「本社営業部とオンラインで受注情報を共有し、生産現場に反映させている」と即納体制を実現するための数々の工夫を紹介。参加者から歯車の在庫数や工程管理に関する質問が相次ぎました。

　終了後は小原社長を囲んで懇親会を開催し、近況を語り合いながら大いに盛り上がりました。