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川口例会報告 |
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懇親会で「延長戦」も、真田幸光教授の講演で盛り上がった県央・川口例会
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身ぶり手ぶりを加えながら説明する真田教授 |
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具体例を多く交えながらの講演 |
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懇親会では珍しく急きょ質疑応答の場を設けました |
埼玉産業人クラブは6月24日、埼玉県川口市の川口商工会議所で、県央・川口合同例会を開きました。愛知淑徳大学の真田幸光ビジネス学部教授が「台頭するアジア経済圏と、地域経済の振興」と題して講演、会場を埋めた参加者は壇上を降りて熱弁をふるった真田教授の話を熱心に聞き入りました。
真田教授は、身ぶり手ぶりを加えながら、現地調査などで実際に見聞きした体験談を中心に最新のアジアの経済動向を解説。最新情報を元に、分かりやすく中小企業が海外進出を成功するための秘けつなどについて説明しました。
なかでも参加者の関心が強かった中国経済については詳細に述べ、訪問したばかりの上海などで続いている高層マンションの建設ラッシュを例に「投機目的の売買が広がっている」と一部バブルに陥っているという見方を示しました。また中国を中心にモノ、カネ、人、さらに情報が動き始めている実態を明らかにするとともに、中国への事業展開では「国家プロジェクトに関連したビジネスが良いのでは」としました。
会場では、具体例を多く交えながらの講演に参加者がうなずきながら聞き入る場面が随所にみられました。「大変参考になった」という声も多く出て、参加者はアジア圏への事業戦略に関する興味を高めたようでした。
講演後に開かれた懇親会では、真田教授の話がもっと聴きたいという要望が殺到。このため、懇親会では珍しく急きょ質疑応答の場を設けました。参加者からは、日ごろ疑問に思っていた世界経済への疑問点、さらに4月に真田教授が訪問した北朝鮮の動向などへの質問が矢継ぎ早に出され、的確な真田教授とのやりとりによる「例会の延長戦」がさらに続きました。
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