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ピーター・ドラッカー思想の真髄
〜ドラッカーから学ぶ企業経営〜 |
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埼玉産業人クラブ(住田正利会長=住田光学ガラス社長)は6月28日、ものつくり大学の上田惇生名誉教授を講師に招き、川口総合文化センター「リリア」で例会を開きました。埼玉産業人クラブと川口商工会議所の会員ら約80人が出席し、上田名誉教授が語る「ピーター・ドラッカー思想の真髄〜ドラッカーから学ぶ企業経営〜」に熱心に耳を傾けました。
上田名誉教授は、経営学者として高名なドラッカー氏から最も親しい友人、日本での分身と呼ばれるドラッカー研究の第一人者。講演は、「ドラッカーとは何者か」から始まり、その問題意識、時代認識、方法論の三部に分けて解説しました。また「産業人の未来」をはじめとする著書の背景、ドラッカーの考える「イノベーションの種」などについて、現在の経済や産業の問題点やニュース、IT革命と産業革命の違いなどを具体例に挙げながら説明。「経営者の八つの心得」として、「なすべきことではなく、なされるべきことを考える、会社のためを考えるという姿勢が大切」と強調しました。
予定した時間を大幅にオーバーする熱弁に聞き入った参加者からは「2年分の大学の講義を受けた感じだが、もっと聞きたい」といった感想が寄せられました。また、講演会後の懇親会では熱烈なドラッカーファンの経営者が上田名誉教授のまわりに集まり、交流の輪が広がりました。
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