埼玉産業人クラブ)は10月18日、日刊工業新聞社と共催で「第28回埼玉県産業振興懇談会(知事懇)」を浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区)で開きました。今回のテーマは「SAITAMAの未来戦略」。140人強が参加し、上田清司埼玉県知事をはじめ県産業労働部幹部と産業振興、産学連携などで熱心に意見交換しました。
(討議の内容など詳細は、「日刊工業新聞」11月29日付で発行予定の別刷「SAITAMA特集」で紙上再録します)
第1部の「埼玉県幹部を囲む意見交換会」では、田島軽金属の田島正明社長、日幸電機工業の西田米蔵社長、バンガードシステムズの池野成雄社長の3氏が産業人クラブを代表して質問。県産業労働部の飯島和夫部長らと、制度融資やものづくりの技能継承、人材確保のための支援策などについて討議しました。
また第2部の「上田清司知事とディスカッション」では、NITEC埼玉産学交流会の長谷川勉会長(長谷川鉄工所社長)と、TDU産学交流会の田中利幸会長(三幸機械社長)が、上田知事を囲んでパネリストとして登壇。会場の参加者を巻き込みながら、産学連携や農工連携、産業振興への支援のあり方などについて活発に議論。なかでも連携を進めるうえで交流の重要性が強調されました。
また懇親会は、経済産業省の脇本眞也関東経済産業局長もかけつけ、討論を受けて熱気あふれる交流の場となりました。