埼玉産業人クラブ・西部支部(細沼哲夫支部長=日本伸管社長)は、8月24日に川越プリンスホテル(埼玉県川越市)で、西部地区例会として「ビジネス交流セミナー」を開きました。川越商工会議所、日刊工業新聞社との共催で、第1部では吉村直樹埼玉県都市整備部副部長が「緑の産業オアシス 田園都市産業ゾーン」をテーマに講演。続いて第2部では、梅原誠シチズンホールディングス社長が「価値創造で勝負する〜価値組を目指して」をテーマに、顧客に価値を提供することの意義などについて講演しました。
吉村副部長は「高齢化は経済的にも大変な問題。対応策として県は企業の収益を上げるためサポートに努めたい」と圏央道沿いの工業団地開発への意欲を改めて表明。梅原社長は「顧客の求める『価値』を知り、それに応えることが大事。技術やデザインなどすべての面から人の求めるものを追求したい」と、モノづくりへの熱意を語りました。
講演後の懇親会では、埼玉県の飯島和夫産業労働部長が冒頭にあいさつ。長島治吉野プレス工場会長の乾杯の音頭で、ビジネス交流を深めました。