埼玉産業人クラブは10月29日、日刊工業新聞社との共催で「第31回埼玉県産業振興懇談会(知事懇)」を浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区)で開きました。「産産連携で日本そして、世界へ」をテーマに上田清司埼玉県知事、県産業労働部幹部と産業振興を中心に意見交換しました。約150人が参加。(知事懇の様子は「日刊工業新聞」11月27日付別刷り「埼玉県特集」で詳報しました。)
第1部の「埼玉県幹部を囲む意見交換会」では、ベルニクスの鈴木正太郎社長、エービーイーダイヤモンドの阿部隆義社長、東京理工舎の岡崎孝宣社長、エムエフケイの古屋十三栄社長が経営者を代表し、次世代産業への対応策、産業人材育成、企業誘致などを質問。県産業労働部の浅賀康夫産業労働部長をはじめ各担当幹部が県の取り組みと今後の方向性を説明しました。
第2部の「上田知事とのディスカッション」では日特エンジニアリングの近藤進茂社長とサティス製薬の山崎智士社長をパネリストに、企業連携の重要性や人材教育、グローバル企業への成長戦略などを議論しました。懇親会では高原一郎関東経済産業局長や清水勇人さいたま市長もかけつけ、会員との交流を深めました。