
埼玉産業人クラブ(小嶋隆善会長代行=小島鉄工所社長)は2月8日、ラフレさいたま(さいたま市中央区)で2010年新春賀詞交歓会を開き、会員ら約170人が参加したしました。
第一部の経済講演会は「グローバル経済の中で、日本、そして今年の埼玉県経済はどうなる」と言う題材で、パネリストに関東経済産業局の高原一郎局長、埼玉県産業労働部の浅賀康夫部長、埼玉りそな銀行の上條正仁社長と論客が揃い、本音も交えながら真剣な論議を交わしました。高原局長は製造業を取り巻く状況に関して「新たなグローバル競争が始まった」と言及。そのような流れの中で、企業が勝ち残るためのポイントとして浅賀部長は「製品やサービスの高付加価値化」、上條社長は「バランスシートのきめ細かいコントロール」を挙げました。
続く懇親会は、細沼哲夫副会長(日本伸管会長)の「世の中の大転換だからこそ、飛躍するには絶好のチャンスだ」というあいさつでスタート。第一部からは一転してリラックスした雰囲気となり、参加者は今年の抱負を笑顔で語り合っいました。