埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は9月27日、後援をいただいた川口商工会議所(埼玉県川口市)内で川口例会「モノづくり企業経営革新in川口」を開き、会員約70人が参加しました。
今年は3部構成で、関東経済産業局地域経済部長の吉澤雅隆氏に国が作成した「産業構造ビジョン2010−何で稼ぎ、何で雇用するか」。また、市内企業を代表して小原歯車工業社長の小原敏治氏に「製造は国内−販売はグローバルに」。それぞれ中小企業向け施策や独自の経営戦略などを紹介いたしました。
この日のメーンは、あそぶとまなぶ社長のくらたまなぶ氏による特別講演。くらた氏は、リクルート在籍中の20年間に「とらばーゆ」など14のメディアを創刊した実績を持ちます。講演では、マーケティングの重要性を主張。「(マーケティングで)ユーザーの気持ちをまず形にしてから、その後に数字について考えるべきだ」と論じました(写真)。
小島鉄工所社長で埼玉産業人クラブ副会長の小嶋髑P氏は「3人のお話を、これからの経営に生かしてほしい」と来場者に呼びかけました。