埼玉産業人クラブ(増田文治会長・マスダック社長)は10日、新春賀詞交歓会をさいたま市浦和区の浦和ロイヤルパインズホテルで開きました。会員など約170人が参加。新春経済講演会では、「今、日本のビジネスに何が必要か」を題材にパネル討論しました。パネリストには日本伸管の細沼哲夫会長、ものつくり大学の神本武征学長、埼玉県産業労働部の松岡進産業労働部長、埼玉りそな銀行の上条正仁社長を招き産学官金の各立場から自由に意見を交わしました。
グローバル経済や少子高齢社会への対応策をふまえながら細沼会長は「経営の目的を明確化すること」、神本学長は「発想力とそれを実現する力」の重要性を指摘。松岡部長は「従来のモノづくりの考え方に固執しない事業展開」、上条社長は「強いリーダーシップと情報収集、分析力」をポイントに挙げました。会場からも意見が出るなど終始活発な雰囲気で、討論が続きました。
続く懇親会は、来賓をお招きして、(関東経済産業局の佐々木正総務企画部長、関東財務局の森川卓也局長、さいたま市の清水勇人市長)参加者らと意見を交わしながらお互いの近況や今年の抱負を語り合い、ビジネスチャンスを掴んでいたました。