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　埼玉産業人クラブ（増田文治会長＝マスダック社長）は7日、新春賀詞交歓会をさいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野で開きました。会員ら約150人が参加しました。新春経済講演会では作家の北康利氏が「白洲次郎、松下幸之助に学ぶ危機に強いリーダー」をテーマにリーダーに求められる資質を説いた。

　 時代をけん引した白洲次郎氏、松下幸之助氏の功績や人物像に触れながら、北氏は「松下氏は『企業は社会の公器』という言葉を残した。日本の優れたリーダーたちは常に徳を捨てずに行動してきた」と指摘。リーダー像について「夢と倫理観を持ち、発展的なイノベーションを起こすべき」と見解を述べました。

　 講演会終了後には懇親会を開催。冒頭に埼玉県産業労働部の松岡進部長、関東経済産業局の照井恵光局長、関東財務局の居戸利明局長があいさつしました。参加者は精力的に互いの近況や経済動向に関して情報交換し、終始活気ある雰囲気の中で会が進みました。