埼玉産業人クラブ（増田文治会長＝マスダック社長）は7月22日、彩懐石うらわ高砂（さいたま市浦和区）で「清水勇人さいたま市長を囲む懇親会」を開きました。会員ら約30人が参加し、市の産業施策や企業を取り巻く経済情勢などについて語り合いました。

　清水市長は会の始めに、七つのプロジェクトからなる「さいたま市成長戦略」など市の産業・経済政策を紹介。北陸新幹線や東京駅と上野駅の間を結ぶ東北縦貫線が2015年に、北海道新幹線が16年に開通し、交通の利便性が高まることに触れ、「（市が）東日本の中枢の役割を果たすことになる」と説明しました。また10月25日にさいたま新都心駅周辺で開かれる自転車ロードレース「2014ツール・ド・フランス　さいたまクリテリウム」も話題に取り上げ、「さいたま市も世界レベルの自転車の街を整備したい。みなさま方にもぜひご協力とご支援をお願いしたい」と話しました。

　その後、直接の意見交換を求める参加者が清水市長の席に集まるなど、会は終始和やかな雰囲気で進みました。