埼玉産業人クラブ・東部支部(吉野寛治支部長=吉野電化工業社長)は8月4日、埼玉県越谷市の越谷コミュニティーセンターで経済講演会・交流会を開きました。吉野支部長は開会にあたって「東部支部の例会は今回が初めての実施。皆様にとって実りあるものであることを期待します」と挨拶しました。
講演会は、まず「大森機械のグローバル戦略、人づくり」をテーマに、大森利夫大森機械工業社長が講演しました。民放の情報番組で「世界最速包装マシン」として紹介された映像を流し、自社の取り組みを披露。大森機械の人づくりについては、ことわざの「絵に描いた餅」を例に、日頃から社員に「餅を絵に描かせている。具体的な目標のもと、社員が一丸となって実現に向かうことが重要なこと」と説きました。続いて高橋努越谷市長が「中核市実現に向けた越谷市の取り組み」と題する特別講演を行いました。中核市のメリットや、市が推進する事業計画を中心に解説しました。
講演終了後の懇親会では、増田文治埼玉産業人クラブ会長(マスダック社長)の挨拶のほか、山中融埼玉県産業労働部長ら来賓紹介、そして井橋吉一越谷商工会会長(イハシ社長)が乾杯の音頭をとり、終始和やかな雰囲気のなか、会員相互の近況などを報告し合いました。中締めはポラスの中内啓夫取締役が行いました。