埼玉産業人クラブ(住田正利会長T住田光学ガラス社長)は、20日14時からさいたま市大宮区のパレスホテル大宮で、第42回定時総会を開きました。総会では、04年度の事業と収支決算、05年度の事業計画と予算を満場一致で承認しました。また、創意・工夫、発明など技術技能改善に功績をあげた会員を表彰する「西海記念賞」の贈呈も行いました。
総会では、04年度は、「埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」制度の創設、歴代の埼玉産業人クラブ役員OBを中心メンバーとする産友会の新設、独自のホームページ「SAITAMAビジネスライン」の開設、若手経営者交流の場である新生・埼玉ビジネス研究会の活動開始とエポックメーキングな活動を展開し、新規会員も合計33人が加わったことなどが報告されました。また05年度も「埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」はもよとり、新たに技術士を中心に発足させた「ものづくり体質強化研究会」の活動などに注力していくことなどを決めました。
一方、今回の西海記念賞は、樹脂金型「3DAY easy mold」の技術開発でエヌ・ケー・アール精工(埼玉県越谷市)の齊藤栄二氏、熱圧縮減容成形器「ウエストポーター」の開発でタジリ(同大里郡川本町)の田尻邦夫氏、小島明夫氏、澁澤清氏の3氏が受賞、それぞれに表彰楯と記念品が贈られました。