埼玉産業人クラブ(住田正利会長=住田光学ガラス社長)は4月19日、第43回定時総会をホテルブリランテ武蔵野(さいたま市中央区)で開きました。総会後には、第2回「埼玉ちゃれんじ企業経営者」表彰式も開かれ、表彰式にかけつけた上田清司知事も含め総勢約150人が参加しました。
総会では、05年度の事業実施報告と決算、06年度の事業計画および予算、役員改選を原案通りに承認。前年度の活動では、新たに技術士を中心に発足させた「ものづくり体質強化研究会」をはじめ、若手経営者の交流の場である埼玉ビジネス研究会の強化、ホームページ「SAITAMAビジネスライン」の拡充などの成果が報告される一方、新年度も引き続き活動を強化していくことを確認しました。
また総会の中で、創意・工夫・発明などの技能改善に功績のあった会員企業の従業員を表彰する「西海記念賞」の授与式を行いました。今回は、自動車用クランクシャフトシール「KMシール」の開発で共立産業(さいたま市南区)の塚越栄五郎主任研究員、ホッパー(板金の高精度円形加工)技術の開発で野火止製作所ホッパーチームの山田伸一氏、今溝雅直氏、川上広晃氏、佐藤利幸氏が受賞。それぞれに記念の盾と副賞が贈られました。