埼玉産業人クラブ(住田正利会長=住田光学ガラス社長)は4月19日、第44回定時総会(写真)と「西海記念賞」の授与式を浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区)で開きました。約180人の参加者を前に、住田会長は「モノづくりで世界に羽ばたく集合体を目指す」ことを呼びかけました。
総会では、恒例の「埼玉県産業振興懇談会」(知事懇)や「ビジネス交流シンポジウムin川口」など前年度の活動を報告、同年度の収支決算書も承認しました。また新年度も団塊の世代が大量に定年を迎える「07年問題」に対応して技能伝承をテーマに人材開発部会を6月に開くなど、会員企業の経営に役立つ事業と地域経済への貢献を進める方針を確認しました。
一方、「西海記念賞」は優秀な発明や考案、研究開発などで功績のあった会員企業の表彰するもので、今回は「環境対応型樹脂めっきプロセス」を導入した真工社(戸田市)プロジェクトチームの眞子裕二、吉川修司、田中雅人、上原和也、佐藤敏の5氏、「HTC巻き取りシステム」を開発した垣堺精機(小鹿野町)製造部の垣堺正行氏が受賞しました。
なお、総会後には「第3回埼玉ちゃれんじ企業経営者」表彰式も開催されました。