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NITEC埼玉産学交流会 |
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■NITEC埼玉産学交流会、4月例会の報告
NITEC埼玉産学交流会(長谷川勉会長=長谷川鉄工所社長)は、4月20日に埼玉県宮代町の日本工業大学で4月例会を開きました。同大学の研究現場を訪問するシリーズの12回目で、今回はマグネシウム深絞りで著名な機械工学科の古閑伸裕教授の研究室を訪れました。
古閑研は、別名「塑性加工研究室」と呼ばれるだけあって、研究室の横にはプレス加工機が設備されおり、実学を重視する同大学らしい研究室となっています。塑性加工を主に研究する研究機関が少なくなっていることもあり、企業から多くの共同研究が古閑研に持ち込まれています。
古閑研では、電気機器類の筐体や自動車部品に使われ始め、次世代の金属材料として注目されているマグネシウム関連の研究が活発。ただ、古閑教授は「マグネシウムでなくてはならないというものがない」と、用途開発が今後の課題だとしています。
古閑教授は、豊富な企業との共同研究の経験から産学連携の利点として「企業は格安で基礎研究ができる。大学は研究費が調達でき、教員の意識改革にもつながる」としたうえで、欠点として「教員に納期の概念がないことや、産と学の目的意識の違い」を指摘されました。
古閑研を見学後、交流の場が設けられ、マグネシウム加工の現状と今後の可能性について会員らと活発な議論が交わされました。
同大学からは古閑教授や大川陽康理事長、増田伸爾産学リエゾンセンター長、片山研究室所属の学生が、NITEC埼玉産学交流会からは会員ら7人がそれぞれ参加しました。
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■ NITEC埼玉産学交流会・第40回ゴルフ大会を開催
NITEC埼玉産学交流会は4月16日、千葉県野田市の紫カントリークラブすみれコースで第40回ゴルフ大会を開きました。ゴルフ大会は、大川学長はじめ大学側メンバーと会員相互の懇親・交流を深めようと年2回のペースで開催しているものです。
今回の大会当日は天候に恵まれ、長谷川会長をはじめ会員ら参加メンバーは松林に囲まれる同コースのアウトコースから9時にスタート。汗ばむ陽気と格闘しながら、熱戦を繰り広げました。
結果は、清川晋ミサト(幸手市)社長がネット73で優勝。続く2位に金子晴房金子製作所(岩槻市)社長がネット75で入賞しました。
競技後の表彰式・パーティーで、優勝した清川社長に優勝カップと副賞が贈られたほか、ニアピン、ドラコン、大波、小波など各賞に入ったプレーヤーにそれぞれ賞品が手渡され、会場はゴルフ談議で盛り上がりました。
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