NITEC埼玉産学交流会（長谷川勉会長＝長谷川鉄工所社長）は10月28日、東京都台東区の浅草ビューホテルで第21回定時総会を開きました。また06年度が同交流会創立20周年という節目の年にあたることから、総会後に記念フォーラムを開催しました。

　総会では、第21期の事業実施報告・決算案と第22期の事業計画・予算案を承認。役員改選では、新任として百鳥保富エフテック副社長、杉田幸男杉田電線社長がそれぞれ副会長、理事に就任する人事を原案通り決めました。さらに日本工大が07年に学園創立100周年を迎えるため、これに呼応した活動展開についても話し合われました。

　記念フォーラムでは、同交流会を支えリードしてきた大川陽康日本工業大学理事長が講演しました。講演で大川理事長は、今後の産学交流について大学と企業がこれまで以上にコンタクトする必要性を強調。交流活発化の場として、気軽に会員が大学に集まれる「NITサロン」の設立を提案しました。

　記念フォーラム後には懇親会を開催、会員企業と大学関係者らが、設立20年を振り返りながら、よもやま話に花を咲かせました。