規約はこちら
NITEC埼玉産学交流会(長谷川勉会長=長谷川鉄工所社長)は9月19日、「機能性トライボコーティング開発の最前線」をテーマに9月例会を日本工業大学で開きました。「研究現場訪問シリーズ」の22回目で、同大学システム工学科の渡部修一研究室を訪問。渡部教授からはダイヤモンド・ライク・カーボン(DLC)の成膜技術を中心に紹介され、ナノ領域であるコーティング材の研究開発などへの理解を深めました。
渡部教授はDLCが自動車用摺動(しゅうどう)部品や切削工具、金型などに使われていることを示し、「光学特性や耐摩耗性に優れている」と強調。スパッタリングやプラズマCVDなど、各種のプラズマプロセスを活用した成膜方法を説明しました。
研究室では成膜装置や摩擦試験機などを見学し、成膜の過程や装置の使用方法などの説明を受けました。DLCが持つ機能性への関心は高く、参加者からは「どんな材質でも成膜できるのか」、「どれくらい時間がかかるのか」といった質問が相次いで出されました。
例会・講演会
各部会紹介
・NITEC埼玉産学交流会 ・TDU産学交流会 ・埼玉ビジネス研究会 ・経営研究部会 ・企業PR部会 ・人材開発部会 ・産友会 ・分科会
リンク
当クラブ(地図)へのお問い合わせ、入会希望など、お気軽にお問い合わせください。
Eメール clubsaitama@sangyojin.org