埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会(長谷川勉会長=長谷川鉄工所社長)は12月11日、日本工業大学神田キャンパス(東京都千代田区)で第26回研究現場訪問を開き、10人が参加いたしました。今回は「村川研究室から学ぼう」と題して、同大学産学連携起業教育センター長の村川正夫教授が講演しました。
冒頭のあいさつで長谷川会長は「(村川教授は)産学連携のエキスパート、発表は非常に楽しみ」と期待を述べました。これを受け村川教授は、1980年代に共英製鋼などと協力した新型フライングシャーの開発から現在日進工具と協同で進める極微細径エンドミルの研究まで、20件以上の事例を紹介しました。連携の成功ポイントや教訓を語っていただきました。参加者それぞれの事業領域に関連する研究も多く、皆熱心に耳を傾けていました。村川教授は講演の結びに「コンソーシアムを形成してみんなで知恵を出し合うことが大切」と強調、満場の拍手のなか会を締めくくりました。また、場所を移動して忘年会を開き、柳澤学長も駆けつけ会は大いに盛り上がりました。
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