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NITEC埼玉産学交流会(長谷川勉会長=長谷川鉄工所社長)は、4月5日から8日の日程で学外研修として海外に目を向け13名でフィリピン(マニラ)を訪問しました。会員のエフテックフィリピン工場や世界遺産の教会、第二次世界大戦の戦当地などを視察しました。
エフテックフィリピン工場は、車・バイクのブレーキペダルを製造している。現地法人の豊田政裕社長からフィリピンの経済状況や概要などの説明を受けました。豊田社長はバイク需要があることからバイクの生産にも力をいれると語りました。またR&Dの中倉華光様には開発や分析、試験などの説明を受けました。
参加者は賃金や物価上昇、宗教、進出している企業などの質問が相次いだ。豊田社長は、フィリピンは人口が増え続け賃金上昇が低いので進出のチャンスなどがあるとも語りました。出稼ぎによる海外からの仕送りがGDPの10%を占めているのには参加者も驚いていました。豊田社長は日本工業大学の卒業生で教え子の会社訪問となりました。
日本工業大学から柳澤章副理事長、村川正夫センター長、酒井康夫財務部長が参加し、マニラの空気・市場を肌で感じ、地域・国を越え参加企業と産学交流の輪を大きく広げました。
観光ではマニラ大聖堂やサンオーガスティン教会などを視察。第二次世界大戦の戦場にもなったコレヒドール島を視察。マニラ湾の入り口に位置するため、古くから戦略上、重要な役割を担ってきた島。形状がお玉じゃくしに似ている。現地ガイドのエドさんに島全体についての説明を受けました。18世紀スペイン統治時代には、海賊の進入を防ぐ役割。その後は米国軍の補給基地。1942年5月日本軍上陸。45年2−3月戦闘が展開され約6000人の守備隊のうち生存者20名弱という悲惨な結果。爆撃により島内の草木・動物も生物は一つとして存在しなかったと語りました。
カトリックの教えで真面目、ラテン系でもあるため感情的だが、のんびりで今に満足している感じを受けました。
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