埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会（長谷川勉会長＝長谷川鉄工所社長）は4月18日からの2泊3日、台湾・台北市を訪問し、学外研修を開きました。日本工業大学や中小企業経営者ら12人の会員が参加。台北郊外の鉱山跡地や、台北市内に残る歴史的な建造物を見学しまし。また、台湾における建築教育の重鎮である中国科技大学の周世璋教授や現地企業の経営者らと交流会を行い、意見交換しました。

　日本時代の金鉱山や労働者住宅などのほか、台北最初の商店街で1850年から1950年の建築物が残る迪化街を訪問。日本工業大学の波多野純学長や中国科技大学の李東明助理教授の説明を聞きながら、歴史的な建造物を視察しました。伝統的な家屋建築である四合院を移築した「林安泰」などのほか、順益台湾原住民博物館も訪問し、参加者は遙か昔の台湾の姿に思いをはせました。