埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会（長谷川勉会長＝長谷川鉄工所社長）は12月17日、12月例会として埼玉県宮代町の日本工業大学で同大学産学連携起業教育センター長の古閑伸裕教授による講演会を開きました。

　 テーマは「塑性加工の現状・活用法について」。古閑教授は、研究中の多結晶焼結ダイヤモンド（PCD）工具を紹介。PCD工具による深絞加工、せん断工具への応用、アルミ合金板やステンレス鋼板の打ち抜き、炭素繊維強化プラスチック（CFRP）の精密穴あけでの有効性などを説明しました。

　 その後、参加者は古閑教授研究室を見学（写真）。機械実工教育センターでは最新のCAD／CAM／CAE演習室などを視察しました。