日本工業大学と埼玉県内の製造業の産学交流組織「NITEC埼玉産学交流会」は6月24日、日本工業大学神田キャンパス（東京都千代田区）で、6月例会を開いた。

　 同大学専門職大学院の水沢直哉教授が「変革の時代を開く価値創造戦略の本質」をテーマに講演した。クラブ会員ら約20人が参加した。

　 水沢直哉教授は現代社会を「競争相手がどこから現れるかわからない、変化の時代」とし、ライバルが異業種から新規参入してくる可能性に警鐘を鳴らした。

　また、中間管理職が目指すべき姿を、過去の成功にとらわれず、主体的にイノベーションを起こす��変革的経営リーダー�≠ﾆした。同リーダーの条件として「寝ても覚めても顧客視点」「価値創造型経営」「目的思考」の3点を強調した。