ビジネス研究会、熱心に議論、予定時間を大幅にオーバー
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埼玉ビジネス研究会(小原敏治会長=小原歯車工業社長)は、7月13日に今年度第2回研究会を日刊工業新聞社さいたま総局の会議室で開きました。「いかにビジネスを発展させたか〜オヤジから学ぶ」シリーズ第5弾で、今回の講師は平和産業の大竹功一社長。参加した若手経営者10人は、「頑固オヤジ」を自称する大竹社長の経験談に熱心に聞き入りました。
大竹社長は、「独創で独走する〜国際中堅企業の原動力〜」と題し、同社の創業から現在までのエポックメーキングを中心に熱っぽく語りました。発展戦略としては「先を読み、道具を整えて客を待つ。経営者として立体思考をすることが重要」と指摘。いち早く90年に進出した中国での事業展開については「中国人に全面的に任せる」ことで拡大した経験などを強調しました。
また後継者に対しては「もっと知恵を絞ってほしい」などと苦言を呈しましたが、参加者からは「耳の痛い話も率直に聞けた」といった感想が寄せられました。研究会は予定時間を大幅にオーバー、さらに場所を変えて4時間以上にわたって続きました。
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