NITEC埼玉産学交流会(長谷川勉会長=長谷川鉄工所社長)は10月31日、第24回定時総会を日本工業大学(埼玉県宮代町)の学友会館で開きました。09年度の新学科設置に呼応した例会の開催などを織り込んだ新年度の事業計画案をはじめ、すべての議案を原案通りに承認。長谷川会長から奨励寄付金が柳澤章学長に手渡されました(写真)。
総会冒頭の挨拶で大川陽康理事長は、経済産業省の事業を活用して金型関連の人材育成に乗り出すことに関連して、「自信の持てる教育プログラムを開発する」と人づくりに向けた決意を改めて表明しました。また柳澤学長は、「ものづくり環境」、「生活環境デザイン」の2学科の新設などについて報告。総会では「引き続き会員企業の新技術創出に向け、積極的に産学連携を進める」ことを確認しました。
総会後の懇親会では、会員である小嶋隆善小島鉄工所社長の旭日双光章を受章が報告され、なごやかな雰囲気で参加者が近況などを報告して産学の交流を深めました。また総会前には、協賛する学生起業家育成プログラム「第3回学生ビジネスプランコンテスト」の表彰式と記念講演が開かれ、長谷川会長をはじめ会員も出席しました。
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