私は、このトピックスでしばしば書いております通り、
「私たち人間は経済の発展の為に作りだした貨幣経済のシステム、更に金などに裏打ちされていない基軸通貨による貨幣経済とそれを基にしてなされた、行き過ぎた信用創造によって生み出された混沌によって、私たち自身が実は今現在、翻弄されているのではないか。」
と考えています。
或いはまた、
「私たちは、私たちが作り出した、性悪説に基づいて作られてきた法体系によって生かされているのではないか。」
「そして、私たちは様々な情報をシステムによって管理され、そうしたシステムの中で生かされているのではないか。」
と感じることが最近ではしばしばあります。
以前にも書きましたが、もう一度、ちょっと下記の図をご覧ください。
現行の世界というものは、
[家庭のルール]
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[家族、一族のルール、掟]
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[様々な組織内のルール]
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[狭義の地域の法 狭義の業界の法]
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[国家の法]
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[広義の地域の法 広義の業界の法]
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[国際法]
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[人間社会の培われた宗教、習慣、掟、そして法≒倫理観]⇒アニミズム、生活法等
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[自然の摂理]
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[宇宙の法理]
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[真理]
真理を究めて神の世界へ?!
といったピラミッド・システムの中で存在し、その根元を「真理」に置きながら動いていると、私はかつて大学の哲学の時間に学びましたが、これに基づいて現行の世界を見てみると、現行の世界はどうも、上記の、
「国際法」
よりも上の部分で構成され、私たちはその中で生きている、否、生かされているようであり、その根源にあるはずの、
「自然の摂理や宇宙の法理、そして真理」
といったものを私たち自身が忘れかけているのではないかと思うのです。
人間も、もともとは地球の上に存在するものであり、地球によって生かされている、その地球はある意味では太陽によって生かされている、そしてその太陽を基軸とした銀河系は宇宙全体によって生かされているのであり、だからこそ、私たちは、もっともっと、私たちが本来持っているはずである五感プラスもう一つの感を大切にしながら、これに基づいて、私たちが生きていく為のシステムを、真理を意識しながら作りなおすべきであり、私たちは、私たち自らが作ってきた法体系、システムといったものに縛られ過ぎ、生かされてはいけないと私は考えているのであります。
宇宙の法理や自然の摂理に反している法体系やシステムはやはり修正していかなければならない、だからこそ、私たちは今一度、私たちが築いた法体系やシステムをここで見直し、
「自らが築いた法体系やシステムによって生かされるようなことがないように修正していかなければ。」
と私は強く感じているのであります。
そうしていかないと、結局、私たちは私たち自身が決めた法によって、自らの生存権を自らが壊していってしまうのではないかと懸念しています。 |